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足柄峠越えハイキング(2015/12/16)

 秦野市の「観光ボランティアガイドの会」主催のハイキング、今年3回目の参加は神奈川県と静岡県の境になる「足柄峠」を越えるハイキングだ。秦野市の観光振興の一翼を担うという大義名分もあり、足柄峠が古代から近世まで矢倉沢往還道として秦野市内もそのルートとして通じていることから「矢倉沢往還を歩く」という定番のコースとなっている。

 

 観光ボランティアガイドの会が作成した今回のルートマップ。


rootmap2015Dec16.jpg

 集合した小田急電鉄新松田駅から路線バスに乗り込み、南足柄市の矢倉沢へ向かう。定員50人あまりの路線バスはハイキング客で満杯状態。一般の利用客の乗降にも支障を来す有様で、運転手から苦言を呈されていたようだが、こうなってしまってからでは、致し方なし・・・。



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 足柄地蔵堂行きのバスは、終点まで乗らずいくつか手前の「矢倉沢」で下車。ここから足柄峠を越えるルートは「足柄古道」(矢倉沢往還と呼ばれたのは江戸時代以降かと思われる。)といわれている。



 バスで終点の「地蔵堂」まで行ってしまえば良いのにと思ったのだが、このハイキングイベントの企画コンセプトが「古道を歩きながら史跡巡り」なので、ルートマップに書かれたとおり矢倉沢の地に残る「関所跡」、中世の山城であった「定山城址」、豊臣秀吉の小田原北条攻撃の際に徳川家康が布陣した跡と伝わる「陣地跡」、この地の伝説的英雄である「金太郎生家跡」などを巡りながら地蔵堂まで1時間余りを歩いた。



 



 地蔵堂を過ぎ、しばらくすると山道ルートに入る。時折、車道を横断しながらショートカットのルートで、山歩き気分が満喫できる。



ashigara_kodou_up.JPG



 ルート途上の見晴らしがひらけたところで、10月に登った矢倉岳が間近に、遠くには足柄平野の広がりを望む。いにしえから旅人の心を癒してきたであろう美しい光景だ。

yaguradake.JPG


 足柄峠には、古くから関所が置かれていたという。



sekisyo_ato.JPG



 ボランティアガイドの方から、説明板を要約して関所の由来などが紹介された。



sekisyo_ato_info.JPG

 説明板には、「昌康2年(899年)東海道足柄坂に出没する強盗団を取締まる目的で足柄関が設置された。」などと書かれている。



 2年半ほど前、ここに来たときには映画のロケ(黒澤明監督「乱」)に用いられた城門が移設されていた。下の写真はそのときのもの。かがり火台は今でも残っている。

sekisyo_ato_old.JPG

 足柄峠の標識には、標高759mとあり既に静岡県に入っている。



ashigara_touge.JPG



 バスを下りたスタート地点「矢倉沢」の標高が255mなので、ここまで500mを登ってきたようだ。途中に急登も少なく、ハイキングとしてはほどよいストレスだ。



 



ashigara_jyoushi.JPG

 昼食休憩は足柄城址公園。地元の小山町静岡県駿東郡サイ記事一部を紹介する。



足柄峠は、古くから政治・交通上の要衝の地として、しばしば戦闘拠点として利用されてきました。足柄城は、北条氏によって築城された戦国時代の出城です。この城は、足柄峠を中心に尾根上のいくつかの城郭群に守られた堂々たる城でしたが、天正18年(1590)豊臣秀吉の小田原攻めの後廃城となりました。



 



 この高台からは西に静岡県側を見下ろす展望になる。とりわけ富士山麓が一望できる絶好のスポットだ。


Mt_Fuji.JPG

 帰路はJR足柄駅を目指し、やはり赤坂古道と伝わるルートを歩く。途中からは戦ヶ入り古道と呼ばれる緩やかな下りの沢沿いの林道だ。“戦ヶ入り”の名の由来は、この地が南北朝時代の戦場となったとのこと。



 沢の途中には「銚子ケ渕」と呼ばれるスポットがあり、花嫁が些細なことから身を投げたとされるこの場所が、今では縁結びの願掛けスポットになっている、などと意味不明な由来が案内板に書かれていた。



choushigafuchi.JPG



 沢の水が近くで行われている治山工事の影響で濁っている。この沢の名前は分からなかったが、下流では神奈川県内を流れる「酒匂川」と同じ水系だ。



 



 林道を抜けて民家が見え始めた辺りで富士山が再び姿を現す。

Mt_Fuji_low.JPG

 この時間帯には1時間に1本程度の電車に乗り遅れまいと歩くピッチを上げて、JR御殿場線足柄駅に向かう。

 駅前で解散セレモニーを行い、電車に乗り込む。



gotenba_line.JPG



 電車に乗って歩数計を見ると、やはり2万歩を超えている。しかし、夏場のウォーキングとは違い、水分補給に追われることも少ないこの時季のハイキングは比較的楽だ。



 今年最後のハイキング(ウォーキング)は好天に恵まれ幸運だった。帰りの電車では、ボランティアガイドの会の会長さんと隣り合わせ、しばらく会の運営など苦労話をお聞かせいただきながら出発地の松田駅に戻った。



 



(追記)

 この12月は何かと繁多だったかな、と振り返っている。山歩きのお仲間とのハイキングと忘年会、また、ハングル教室のお仲間との忘年会、そしてクリスマスイヴの日には母が入所している老人ホームのクリスマス会に参加して、ギターの弾き語りを演じ、7曲も唄ってしまった。




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