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初秋の大野山ハイキング (2015/9/11)

 台風18号による大雨が関東地方の一部に甚大な水害をもたらしているというニュースが続いていたこの日、予定していた月例の山歩きに出かけてきた。目的地は西丹沢の大野山。西丹沢にも200ミリを超える雨が降り、ハイキングコースが荒れいてるのではとの心配からか、参加者は半数だった。

空を見上げると、台風一過とはいかず雲が多いが、まずまずのハイキング日和だ。しかし、初秋とはいえ蒸し暑さが残っていた。

 

 例年4月29日に催されるイベント「大野山開き」で歩いている「地蔵岩ルート」は、大雨の影響が心配されたので、「深沢林道ルート」にコース変更して登ることにした。このルートは、県営の「大野山乳牛育成牧場」へと通じるルートとして林道が整備されていて、最も安全なルートだ。

大量の降水があったせいか、林道脇に流れ落ちる沢水の量も豊富だった。



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 水飲み場には「延命水」と書いた小さな木製の案内板がある。水汲み用に渡されている竹竿に小石が詰まっていて流れが悪かったので、取り除いてあげた。



 



 上りが続くルートなので大汗を流しながら、のんびりと2時間近く歩いたところで、「共和特産品紹介所」に到着。平日はクローズしているらしく無人だが、ここでひと休みさせていただいた。



 休憩していると、我々がようやく登ってきた道を、軽やかなステップで駆け上ってくる女性が一人。そのパワーに敬服。

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 大野山乳牛育成牧場管理事務所の入口を経て山頂を目指す。



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ohnoyama__.JPG 

 牧場に由来して設けられた「まきば館」に到着。時刻も午後1時近くになってしまったので、ここで昼食をとることにした。館内は無人で貸し切り状態、清掃などは行き届いているようで、トイレも清潔だった。自動販売機は牛乳とコーヒー牛乳しかなく、スポーツドリンクを補充することが出来なかったのが残念。



近くの牛舎には、乳牛が数頭いた。ここ大野山乳牛育成牧場は、今年度末(2016年3月)をもって廃止されるとのこと。県内の酪農家を50年近く支援してきた事業も打ち切りと決まったようだ。バブル経済崩壊以降、官民一体で進められてきた事業を見直して、完全民営化もしくは事業廃止など選別が進む。やむを得ないこととは思うが、ここ「まきば館」を含めた大野山乳牛育成牧場が廃墟にならないよう願うばかりだ。

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 頂上までの展望ルートから南を望むと、足柄平野の広がりの中を酒匂川が蛇行して流れる様子が見える。

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 大野山山頂で記念写真を撮る。(筆者は含まず。)



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 立ち入りが制限されているらしいロープをくぐり抜けて牧場の一角に下り立ち、丹沢湖の写真を撮る。洪水期(夏期を中心に洪水に備えダムの貯水率を一定程度下げて、余裕力を持たせておく期間)にもかかわらず、ダム湖には茶色く濁った湖水が満ち、三保ダムが放水を行っている様子が見える。



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 帰路はJR御殿場線「谷峨駅」を目指して、「湯触(ゆぶれ)ルート」の下りを歩く。



 初秋とはいえ、まだハイキングの季節には早いのか、行き交うハイキング客にも出会わず、ルートを独占して歩いた一日だった。



 谷峨駅まで着くと、路線バスがやってきたので、急いで乗り込み小田急電鉄「新松田駅」まで戻り、解散となった。




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